パネル式ふとんかご

お知らせ

じゃかご工法の手引きと解説 2022年10月
日本じゃかご協会から、「じゃかご工法の手引きと解説」(2022年10月版)が出版されました。 カラー刷りで、じゃかごの規格種類、計画設計・施工のポイント、掃流・土圧の安定検討、事例写真等に加えて、本版では長期の本設構造物として使用可能な高耐久性の亜鉛-10%アルミニウム合金めっき鉄線の紹介と、じゃかごの性能・力学特性についての研究報告が記載されています。 画像をクリックすると目次が表示されます。 お問い合わせは、FAXにて協会事務局までお願いします。
2021年10月
高知大学、静岡理工科大学、宮崎大学による研究チームが進めている、防災と環境を両立するじゃかご技術の普及に向けた機関横断型の取り組みが、科学技術振興機構のSTI for SDGsアワードで優秀賞を受賞しました。 近年増加傾向にある水害や地震などによる気象災害に対して、同チームが取り組むレジリエント(柔軟でしなやか)な対応力を持つじゃかご技術の研究が、環境負荷の少ない持続可能性に優れた土木工法の研究として評価され受賞となりました。 本件に関するプレス発表はこちらからご覧いただけます。
2020年11月
国立研究開発法人防災科学技術研究所から、「地震と降雨の作用を受ける蛇籠擁壁の安定性に関する実験的研究 −蛇籠擁壁の粘り強さの検証−」の研究資料が公開されました。 本研究は、地震と降雨の作用を受けた蛇籠の粘り強さについて、他の工法との比較も含めた実験研究を行ったものです。 研究資料は、防災科学技術研究所のサイト(研究資料No.451号)からダウンロードできます。
2020年1月
国立研究開発法人防災科学技術研究所から、「蛇籠を用いた構造物の合理的な設計手法のための変形メカニズムに関する実験研究 −蛇籠の理論体系構築に向けた基礎的研究−」の研究資料が公開されました。 本研究は、外力に対して粘り強いじゃかごの理論体系構築に向けた基礎的研究を行ったものです。 研究資料は、防災科学技術研究所のサイト(研究資料No.440号)からダウンロードできます。
2019年2月
国立研究開発法人防災科学技術研究所から、「蛇籠を用いた耐震性道路擁壁の実大振動台実験および評価手法の開発 −被災調査から現地への適用に至るまで−」の研究資料が公開されました。 本研究は、2015年4月に発生したネパール・ゴルガ地震で現地のじゃかごが高い耐震性を発揮したことを受けて、その調査研究を行ったものです。 研究資料は、防災科学技術研究所のサイト(研究資料No.426号)からダウンロードできます。
2011年2月
「JIS A 5513 じゃかご」が改正されました。引用規格の改正に伴い、規格の一部が変更となりました。
じゃかご工法の手引きと解説 2008年5月
日本じゃかご協会から、「じゃかご工法の手引きと解説」(平成20年5月版)が出版されました。 カラー刷りで、じゃかごの仕様、設計の留意点、施工方法、耐久性、安定検討、製品紹介、事例写真等が記載されています。 画像をクリックすると目次が表示されます。
2007年4月
「農林水産省 土木工事共通仕様書」に、じゃかごの材質として長期の本設構造物として使用可能な高耐久性の亜鉛-10%アルミニウム合金めっき鉄線が追加されました。
2005年4月
「国土交通省 土木工事共通仕様書」に、じゃかごの材質として長期の本設構造物として使用可能な高耐久性の亜鉛-10%アルミニウム合金めっき鉄線が追加されました。

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ごあいさつ

 近年、地球温暖化による気象現象の変化に伴い、国内では過去に類を見ない頻度で水害や土砂災害が発生しております。 また、地震発生に関する多くの研究が進むに及んで、今後地震による広域災害も高い確率で発生するものと想定されています。 これらの災害復旧および事前の改良改修工事で用いられる各種工法につきましては、現在多くのものが開発されており、現場条件や費用対効果などの検討から適材適所の工法が選定されています。
 そのなかで、じゃかご工法は優れた屈とう性、耐震性、透過性を有していることから、これまで河川、山地、海岸の各現場において、その特性を生かした使われ方をしてきました。 また、近年では製品の改良、高耐久性の材質の普及により、適材適所でのじゃかご工法の活用の場は広がっており、加えて主体となる材料が自然素材であることから、じゃかご工法は生態系や環境の保全に配慮した工法としても活用されています。
 
 日本じゃかご協会は、このような優れた工法を過去から受け継ぎ、今の時代に生かし、そしてより良い形で未来に残すため、製品の普及と改良、品質の確保、技術水準の向上を目的として活動しています。

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